仕組み
デジタル印刷機が、印刷データを1枚ごとに切り替えながら連続印刷することで、版を使わずに画像や文字を転写します。方式としては、UV硬化インキを微細なノズルから吐出して定着させるインクジェット方式が広く使われています。基礎的な仕組みは用語集「オンデマンド印刷とは」もご覧ください。
版が不要であることの意味
版を作る工程が不要なため、初期費用の構造が有版印刷と異なり、小ロットからの発注に対応しやすくなります。また、1枚目と1000枚目で異なるシリアル番号やQRコードを印刷する可変データ印刷にも対応できる点が、有版方式にはない特長です。
ウメモトの体制
名古屋拠点に導入しているデジタル印刷機Durst Tau 340 RSC Eは、国内4台目の導入機です。解像度1,200dpiのインクジェット方式で、CMYKの4色に加えホワイト・オレンジを含む6色に対応しており、白ベタ表現も版を作らずに再現できます。対応幅は長尺ロール(最大1.7m)まで幅広く、2026年7月時点、4C(CMYK)+ホワイト+オレンジの同構成を国内で保有するのは当社のみです。可変データ印刷にも対応しており、版が不要なため小ロットからの発注にも対応しやすい体制です。
よくある質問
Q1オンデマンド印刷とフレキソ印刷、どちらが安いですか
A数量によって傾向が変わります。小ロットでは版代が発生しないオンデマンド印刷が有利になりやすく、大ロットではフレキソ等の有版印刷が単価面で有利になりやすい傾向です。詳しくはロットサイズで選ぶ印刷方式の目安をご覧ください。
Q2可変データ印刷はどんな用途に使われますか
Aシリアル番号による個体管理や、QRコードによるトレーサビリティ対応など、1枚ごとに異なる情報を持たせたい用途で使われます。