課題:版待ちが生む納期の遅れ
従来の版方式による印刷では、発注から生産開始までの間に版下データの作成・校正、刷版の製作という工程が入ります。これらの工程は数量にかかわらず一定の日数を要するため、急な追加発注やスケジュールの後ろ倒しが発生した際に、納期の圧迫要因となりがちです。発注担当者にとって、この「版待ち」の時間をいかに圧縮できるかは切実な関心事です。
解決の仕組み:版不要のデジタル印刷と、人による品質の作り込み
版を持たないデジタル印刷では、印刷データが確定すれば版下・刷版の準備を待たずに生産工程へ進めます。これにより、版待ちに起因する納期の遅れを合理的に圧縮できます。一方で、速さだけを優先すると色味や仕上がりの安定性が犠牲になりかねません。ウメモトでは熟練オペレーターが印刷機の設定・色調整を行いながら仕上がりを確認し、短納期の中でも狙った品質を作り込む体制を大切にしています。
※短納期対応の可否・具体的な日数は、素材・数量・加飾により異なります。
ウメモトの裏付け
名古屋拠点のデジタル印刷機Durst Tau 340 RSC Eは、国内4台目の導入機で、版下・刷版の工程を必要とせず、データ確定後に生産工程へ進める体制を整えています。加えて、大阪本社・工場、名古屋支店・工場、東京本部、大和工場の4拠点体制により、案件内容に応じた対応範囲の広さも強みです。仕上がりの最終確認は熟練したオペレーターが行い、速さと品質の両立を前提に生産しています。
業界別ユースケース
| 業界 | 課題 | 活用イメージ |
|---|---|---|
| 食品 | 原材料表示の急な変更対応 | 版待ちなしでデータ差し替え後すぐ生産へ |
| 化粧品 | キャンペーン用ラベルの発売直前対応 | 校了から生産開始までの期間を圧縮 |
| 工業 | 仕様変更に伴う追加ラベルの緊急発注 | 版替え工程を経ない生産フロー |
| 物流・流通 | 出荷ルール改定への迅速な追随 | 改定内容を反映した生産の早期切り替え |