課題:過剰在庫と欠品、どちらのリスクも抱える発注
従来の版方式による印刷では、版代・刷版準備のコストを吸収するためにまとまった数量での発注が前提になりがちです。その結果、需要予測が外れた場合の過剰在庫・廃棄ロスが発生しやすく、一方で在庫を絞り込みすぎると急な増産要請や欠品による生産ライン停止のリスクを抱えることになります。パッケージや商品ラベルの仕様変更が頻繁な業界ほど、この板挟みは切実な課題です。
※在庫水準の適正化は需要変動・発注リードタイム等、貴社固有の事情に左右されるため、実際の運用設計は個別にご相談ください。
解決の仕組み:版不要のデジタル印刷によるオンデマンド生産
デジタル印刷は版を作らずに印刷データから直接出力するため、まとめ生産を前提にせず、必要な数量を必要なタイミングで生産する運用に対応しやすくなります。デザイン変更があっても版の廃棄・作り直しが発生しないため、旧デザインの在庫を抱え込むリスクも抑えられます。単価の高い基材を使う場合でも、必要な数量だけを刷ることで、値上がりが続くなかでの過剰な抱え込みや廃棄ロスを抑えやすくなります。発注単位を小さく分けたい場合や、需要に応じて発注頻度を調整したい場合の選択肢としてご検討いただけます。
ウメモトの裏付け
版を持たない生産方式のため、必要な数量を必要なタイミングで生産しやすく、発注ロットの柔軟な設計に対応しやすい点が特長です。名古屋拠点に導入しているデジタル印刷機Durst Tau 340 RSC Eは国内4台目の導入機で、1,200dpiでCMYKに加えホワイト・オレンジを含む6色印刷、長尺ロール(最大1.7m)にも対応しています。
※生産可能な数量・納期は素材・加飾内容・繁忙状況により異なります。具体的な条件はお問い合わせ時にご確認ください。
業界別ユースケース
| 業界 | 在庫に関する課題 | 活用イメージ |
|---|---|---|
| 食品 | 賞味期限・原材料変更に伴うラベル差し替え | 切り替えごとに必要数のみ生産 |
| 化粧品 | 季節限定パッケージの在庫過多 | 需要動向に合わせた分割発注 |
| 工業 | 品番・仕様追加によるラベル種類の増加 | 版代を気にせず品番ごとに小口発注 |
| 物流・流通 | 出荷先変更や表示ルール改定への対応 | 改定内容を反映しつつ在庫を絞り込み |