仕組み
オフセット印刷は、水とインキ(油)が反発し合う性質を利用した平版方式です。版面はほぼ同一平面上にありながら、水を付けた部分にはインキが付かず、インキを付けた部分だけが画像となります。版面のインキ画像は一度ゴム製のブランケット胴に転写(オフ)され、そこから被印刷物に転写(セット)されるため「オフセット」と呼ばれます。枚葉方式では、この工程をシート一枚ずつ給紙して行います。
枚葉ならではの特徴
一枚ずつ給紙するため、ロール(ウェブ)給紙に比べて版の交換や紙種の切り替えがしやすく、多品種の版下作業に対応しやすい点が特徴です。反面、連続的な高速生産という点では輪転(ウェブ)オフセットに及びにくい面があります。
シール・ラベル印刷での位置づけ
シール・ラベルの多くはロール状の連続基材に印刷するため、業界で広く採用されているのは凸版(フレキソ)ですが、化粧品パッケージのような高精細な色再現が求められる用途では、平版(オフセット)の技術が使われる場面もあります。方式選定は仕上がりの要件と数量のバランスで判断することが重要です。
よくある質問
Q1オフセット印刷とフレキソ印刷はどちらがきれいですか
Aどちらが優れているというより、得意な表現が異なります。オフセットは均一なベタや繊細な階調表現に強く、フレキソはロール連続印刷や多様な基材への対応に強みがあります。仕上がりの要件を伺ったうえでご提案します。