仕組み
グラビア印刷では、版胴(シリンダー)の表面に無数の微小なセル(くぼみ)を彫刻し、そこにインキを満たしてからドクターブレードで余分なインキを掻き取り、被印刷物に直接転写します。セルの深さ・面積を変えることでインキの転写量を細かく制御できるのが特徴です。
向いている用途
セルの深浅で階調を作り込めるため、写真調の緻密なグラデーション表現に強みがあります。一方で、版胴の彫刻には相応の初期費用がかかるため、大ロットでの安定生産に向いた方式です。印刷方式ごとの表現力の違いもあわせてご覧ください。
シール・ラベル印刷での位置づけ
シール・ラベルの主流は凸版(フレキソ)ですが、グラビア印刷の緻密な階調表現が活きる特定の意匠デザインでは選択肢のひとつになります。数量や表現要件を伺ったうえでご提案します。
よくある質問
Q1グラビア印刷は小ロットでも対応できますか
A版胴の彫刻という初期費用が発生する方式のため、一般的には大ロットに向いています。小ロットの場合は無版方式(デジタル印刷)もあわせてご検討ください。